NATとは

NAT導入の利点

・ネットワークセキュリティの確保

・グローバルアドレスの節約


スタティックNATとダイナミックNAT

スタティックNATとは、管理者が定めたIPアドレス変換である。1対1のIPアドレス変換を基本とし、簡単に言えば、「特定のIPアドレスへの通信が発生した場合、管理者が定めた別のIPアドレスへ変換する」という技術である

"また、NAT変換テーブルを常に持ち、外部からの通信もNAT変換が可能である。その場合NAT変換テーブルには、内部向けか外部向けかを指定する必要がある。指定するコマンドは、以下のように行う。
ip nat inside
ip nat outside

ダイナミックNATとは、NATに使用するアドレス一覧みたいなものを持っていて、アドレス送信元から通信が発生した場合、その一覧の中のアドレスを使用しNATを行う技術である。例えば、192.168.1.1~192.168.1.9をあらかじめNAT変換用に確保しておく。端末が通信を起こした場合、192.168.1.1から順にアドレスを使い、NATして通信するという仕組みだ。なお、例では192.168のアドレスを使っているが、実際にはプライベートアドレスはNAT変換では使ってはいけないので注意


PAT(IPマスカレード)

1つのグローバルアドレスを複数のIPアドレスで共有する技術。別名IPマスカレードともいう。



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